チビッコ彼氏。




南波に貰ったいちご飴を食べていると、もっと南波のことが気になって仕方なかった……




南波が好きって言ってくれた時、嫌じゃなかった。




南波にキスされた時も嫌じゃなかったし。




南波と喋るだけでドキドキして…




南波の笑顔にキュンとする。




いちご飴も、あたしに買ってくれたんだよね?




さっき声をかけてきた時、息切れしてたよね?




あたしのこと必死に探してくれたのかな?




あたしのこと、心配してくれたんだ……




今やっとわかった。



あたしは南波のことが




「……好き。」







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