チビッコ彼氏。




少し警戒しながら靴箱を開けた。



「………何これ」



入っていたのは水に濡れてビショビショな上靴でも、画鋲が刺さった上靴でもない、何もない上靴と四つ折りにされたノートの切れ端だった。



「稚奈?どうしたの?早く行こうよ」



「え、あ………うん!!」



あたしはノートの切れ端を急いでポケットに入れた。




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