リフレイン〜2nd Season〜

「集合しろー」




緒方さんがオフィスに入ってきた。




「「はい」」




あたし達は素早く集合する。




「これから竜崎総理大臣の応援警護に付く。素早く準備をし、現場に向かうぞ」




「「はい」」




あたし達は返事をすると、デスクに戻り、準備を開始する。




「よし、OK!」




あたしはバッチを付け終え、服装を確認すると拳銃保管庫に向かおうとした。




「ちょっと健太。あんたネクタイ忘れてるわよ」




朱里がネクタイをちらつかせながら健太を見た。




見てみると、健太の首元にネクタイがない。




「お、おう!わりぃわりぃ♪」




健太は大袈裟に笑うと、朱里からネクタイを受け取った。




健太…。
見るからに動揺してるよ…。




あたしはそんな場面を見て、思わず苦笑いを溢した。




「何よ水樹、笑って…」




隣を見ると、朱里が不思議そうな顔をしてあたしを見た。




「う、ううん!何もないよ〜♪行こっ!」




あたしは朱里の反応を適当に受け流すと、保管庫に向かった。




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