リフレイン〜2nd Season〜

「……っ…ぅ……」




「おい、美姫!?どうした!?」




あたしは思わず泣いてしまった。



だって優輝が優しすぎるから…。



「……ック…あたし…優輝が、このこと受け入れて、くれなかったら…どうしようって…迷惑がられたら、どうしようって…不安で……別れようって…言われたら…どうしようって――…!」




その瞬間、あたしの言葉を遮るように優輝があたしを強く抱き締めた。




「……ゆう…」




「ホント馬鹿だな、美姫は…」




優輝はクスクスと笑いながら、あたしの頭をあやすように撫でる。



「俺がそんなこと言う男だと思ってたのか?」




「えっ…ち、違うわ!優輝は…」




「俺は美姫を愛してるから抱くんだ。迷惑だの別れるだの…んなこと言うわけねぇだろが」




「……っ…ごめんなさい…」




「ふっ、謝ることねぇよ。美姫はそうやっていつも1人で塞ぎ込むからな…心配だ」




優輝は低くハスキーな声で呟いた。




思わず心臓がドキンッと鳴る。




「とにかく俺は間違ってもそんな意見持たねぇから。何かあったらすぐ話せよ?1人で塞ぎ込むな」




優輝は少しあたしを離すと、唇にキスをくれた。




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