恋心 ~Opposite Nature~




「俺、離されねえように走って山地バトン渡すから」

第4走者である福田がスタート地点に立つ。


俺達のクラスは現在三位。

そんなに距離差はないはずだ。

ついに福田にバトンが渡り、俺もスタート地点へと立った。

だんだんと近付いてきて、福田からバトンを受け取る。


「た、頼む…っ!!!」


福田の、みんなの期待を感じながら第一コースを回った。


一人を抜かし二位に浮上する。


第二コースを回り、一位の背中を追う。


よし、追いつい………


一位の奴とほぼ同時にゴールした俺は、二人同時に転倒した。







< 17 / 43 >

この作品をシェア

pagetop