ガラスの恋
集中力のない
あたし達は
すぐに勉強を投げ出して
話し始める。


少し勉強しては
話して
話しては
勉強して…を繰り返して
気がつけば
21:00だった。


「もう21:00だよ?」

「何か勉強…
全然してないね(笑)」

「うん…(笑)
帰ろっか!!」


あたし達は
トークを出て
歩いて家まで帰る。


「やっぱ青高は違うね
ウチらなんか
への突っ張りにも
ならんな(笑)」

「確かに(笑)
やっぱ所詮
南高やもんな」


あはははっと
笑い飛ばして
あたし達は
家に帰った。


「ただいま!!」

「おかえりー
遅かったね」

「うんっ
トークで鈴香と
勉強しよった」

「あんた達2人
勉強になりよるとね?(笑)」

「ちょいちょいね☆」


あたしは
ご飯を食べながら
お母さんと話す。


「あんた、はよ
風呂入ってきんしゃい」


家に帰ってから
バタバタして
いつの間にか
0:00を過ぎていた。


「さて!!
勉強しよっかなぁ♪」


しかし、眠気が
襲ってくる。

地理のプリントを
眺めながら
うとうとしていた。


勉強という勉強もせず
結局あたしが
寝たのは
朝方の4:00だった。




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