AL†CE!



絢華の瞳はまっすぐだった。


功の中の不安やもやもやを
全部見透かしてしまっているような、
そんな目。


どうしたらいいのかわからなかった。



「…俺ちょっと、なんか、買ってくる。

ポカリとかでいいよな」


功は静かに立ち上がり、

病室を出た。




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