ダイヤモンド


でも、それも今日でおしまい。



もう彼の遊びに付き合うのは嫌なの…




遊びじゃなくて…


“彼女”として


あなたに抱かれたかった…








私の住んでるマンションの前に車を止めた彼にお礼を言う。



彼は私の髪を撫でてゆっくり顔を寄せてくる。






これが、最後のキスになるんだ…







そう思うと、唇を離したくなくて彼の首に腕を回した…








< 23 / 139 >

この作品をシェア

pagetop