ダイヤモンド



「……ん…」


彼の言葉が右耳へ入っては左耳から出ていく。




「ちょっ…美沙……?まだイくのは早いっ……ておいっ…」




意識が途切れた…







――――――――……

―――――……
―――…



目が覚めると見慣れた天井。




見慣れた自分の部屋の中。




少ししてから昨日の記憶が蘇ってくる。



私、車の中で意識なくなってそのまま寝ちゃったんだ…






篤史が部屋まで運んでくれたのかな…







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