ダイヤモンド


彼は酔ってだけど、私はチューハイを一杯だけでほとんどシラフ。



前よりも意識が鮮明で、すぐに体が反応する。




「…美沙……ずっとずっと…好きだった…」


「いつも触れたくて仕方なかった…」


「……オレのことだけ考えて…」





酔ってるから…


だからこんなこと言うんでしょ…




私のこと、本当は何とも思ってないんでしょ…?






自分に何度も言い聞かせる。




でも体は正直で、彼が囁くたびに熱を帯びていく…




「……あ…っ…やぁ…」


「美沙のそういう正直なとこ、可愛くて好きだよ。」


「…っ…篤史……」






体が変…


さっきからいうこと聞かない……





瞳から涙が零れる。




「……その顔反則。」





私の記憶はそこで途切れて気付けば朝だった……









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