星空満天、君に逢いに行きます。

「つか時間ヤバくね?2時とか…まじ呪怨だよ。」

「どっちかってゆーと俺はリングだな。」

「いやいや、もう帰ろ。」

「そだな、じゃ解散!!」

何て言うかあっさり終わるんだな…。
うーん。

自宅に向かって方向を変えた。

「あ、送ってくよ。」

そう言ったのは涼君だった。
や、優しい…。

「どーせ俺もコッチだし。」

あ、そうなんだ。
知らなかった。

「つか、あんたの家の3個隣だし☆」

「えぇぇ!!嘘!!気づかなかったよ、全然っ。」

「まじ?俺、影薄いのかなぁ。」

「いや、わたしが勉強好き過ぎて気づいてないだけだよ、うん!!」

涼君といるとちょっと安心するな…。
愉しいし…。


< 21 / 25 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop