アイスクリームみたいな恋したい!2nd



ひ『ゆ、夢…おは…よう//』

『おはよう…何照れてんの?』

ひ『べ…別に照れてないわよ!//』

チラッ

あたしは烈斗の方を見た。

『あいつのせい?』

よし、今ならひーちゃんを苛められる!

ひ『…!?……だったら…何よ!』

『え、まさかの開き直り!?』

ひ『ふんっ!付き合って、って言われたなんて
私、口が裂けても言わないから………あ…』


ひーちゃんは言ってしまった、という風に口を手で押さえた。

『よかったね!本当…よかったよ…で、どこまでいったの?』

ひ『帰りに…家まで送ってもらっただけよ//』

『へぇー。烈斗は草食系か…。』

一人で頷いているあたしをひーちゃんは
相変わらず赤面しながら眺めていた。


ひ『…アドレス!』

『……………を?』

あたしはわざと、最後まで言わせようと仕掛けた。

ひ『…アドレス…桂木のアドレス…教え…てくださ…い//』

言うに連れてどんどん小さくなっていく声に耳を傾けながら、あたしは言った。


『はい。よく出来ました。
だけど…あたしに言ってもダメだよ。本人に言いな?』


ひ『…………』

うーん。やっぱ無理か…。

あ、そうだ!


『ひーちゃんってそんなに弱かったけ?意気地無しだねー。
そんなんじゃ…『うるさいわね。』

ゆ『(作戦成功)』

ひ『出来るわよ。やってやる!』


『単純…(笑)』



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