私の貰ったもの



彼は驚いた様子もなく、言った


「手話は?」


私は首を振る。


「そっか。俺は有馬 優斗。ここの生徒だけど、あの子の補助してるの」


有馬君は、また人懐っこい笑顔で言った


『私は、柳瀬遥』


今度は書かずに、いわゆる口パクで言う。


耳の聞こえない人といるなら、唇で言葉を読んでくれるはず



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