嘘つきシャボン玉の恋ゲーム
「……………で、
なんで私が風月祭実行委員会なんだ。」

昼休みの貸切状態の屋上で、私は冷静に問う。







風月祭とは・・
この学校の文化祭だ。


毎年力をいれているので人もたくさん来るし、
ここら辺で最も有名な文化祭になっている。




「そんなこと言っても なっったもんは、しょーがないよ。」

真紅が言う。


「は?なにが【しょーがない】だ?
お前が実行委員会決めるとき、
『俺 優花とやりたいな♪』なんて……

無駄なこと ほざくから悪いんだっ!」


「まぁまぁ 落ち着いて」






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