嘘つきシャボン玉の恋ゲーム
「全員、なんか係入った??入ったら決定でいい?」


『パチパチパチパチパチパチ 。』
真紅の問いに答え、
みんなが賛成の拍手をする。



あー。
私だけか?なっとくいかないのは??



「あ。優花も接客なんだ〜。
いいねー。優花のコスプレ見てみたいな」


嗚呼。そうか。黙れ。

私はかるく無視したが------
真紅は笑っていた。


『顔に出てるよ。嘘つきちゃん。』

真紅が私にだけに聞こえるよう、
耳もとで言った言葉を聞いて――。
私は改めて思った。


やはり コイツも嫌いだと。




< 41 / 322 >

この作品をシェア

pagetop