TIME

似た者同士

―ガチャ



俺は、屋上のドアを開けるとそこには、矢宮がもう居た。



「遅い!!短い放課なんだから速く来なさいよ!!」



そう言いながら、仁王立ちをしていて、迫力があって、何か負けている感じがした。



『そんなことどうでも良いだろ。早く聞きたいことがあるなら言えよ。』



俺は、男の意地のようなのモノがあって、冷静に言った。



「そうね。真琴、松川君と話し終わって教室に戻って来た時に、顔を赤くして、泣いてたから、何があったか聞きたいたいの。もちろん、話してくれるでしょう??」



矢宮は、恐い笑い方をしていて、"嫌だ"とは、とても言えなかった。








< 28 / 118 >

この作品をシェア

pagetop