TIME
4章:誠side

俺は、洗濯物を琴羽に頼んで、明日の部活の準備とデートの準備をしていた。


―コンコン


多分、琴羽だろう。

『入って良いぞ。』

琴羽は、真琴のことが姉みたいに慕っている。いつも、真琴は、"素直で良い妹だね"って言うが、ホントは、そうでも無い。


「お兄ちゃん、洗濯物はいつも、砂はらって来て言ってるでしょう!?」


琴羽は、家じゃ口五月蝿くなり、性格もあまり良いとも言えない。


けど、


言われた仕事は、ちゃんとやってくれる。




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