神の使者
なのに何で達也はこんなにも一生懸命なんだ?しかも俺なんかの為に。
「俺絶対に見付けるからな!」
「…犬みたいだな、お前」
「何!?」
「ま、勝手にしろ」
「おう!」
そして零はタバコに火を付け歩き出す。
張り切ってる達也を横目でチラリと見て、零はほんの少し笑った。
お人好しで真っ直ぐで、バカ正直な達也。達也と組んでそれほど月日は経ってないが、こいつといると昔の自分に戻れそうだ。
「よっし!これからも頑張るぞー!」
達也が振り上げた拳の先には、青空がどこまでも広がっていた。
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