彼と私のLOVEレシピ~地味少女とイケメン王子のクッキング~
『分かるけど...。あたし地味だし。』
『佑姫は目二重だし小顔だし、自分に自信がないだけじゃない?髪の毛だってもう少しすいたらさぁ...』
あたしの顔大きな瞳がじーっと見つめる。
そんなに見つめられたら女子でも惚れちゃうって!
顔もよし、性格よし、なんでもできるあたしの憧れの存在。
それに比べあたしなんか大きな黒ぶち眼鏡、ロングの髪で顔が隠れている。
手先もなにもかも不器用で。
美佳とは対称的なあたし。
ある意味美佳がいなきゃあたしは空気同然の存在。