赤い狼 壱







「はぁー。じゃぁ、せめて下だけ脱げば?上はブカブカでも、袖を折ればぃぃだろ?」





呆れながらも棗は提案をしてくれた。





…ため息は余計だけど。





「そっか!棗、頭ぃぃねぇ!上長いし、隠さなきゃいけないところは隠れるもんねぇ。」




棗の提案に納得し、下を脱ぎ始める。




すると棗は




「え゙、マジで脱ぐの!?」




と焦っている様子。




「は?何で?棗が脱げって言ったんじゃん。」



「いや、そうだけど…」



「じゃぁぃぃじゃん。」




そう言ってまたズボンを脱ぎ始めると




「はぁーー。マジかよ。」




と棗の盛大なため息が聞こえた。








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