桜の木の下で

saido瑠璃

気がついたら部屋で眠っていた。

ああ・・・夢・・・だったのかしら・・・・?

そう思い外の桜を眺めていると不意に桜の気に座っている人が見えた。

「せ・・刹那?」

不意に名前を呼ぶと刹那はこちらをばっと振り向いて微笑んだ。

「ああ・・・瑠璃か。よう眠れたか?」

「うん。いまそっち行く!」

私は慌てて階段を下りて気がついた。

あ、私パジャマ・・・

恥ずかしくなって急いで部屋に戻った。

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