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「そう、じゃあ、少しそっとしておい…『がん!』。っ!!今の、時峰君の部屋よね。」
「月也?」
鍵が開いてないと思いつつドアを回すと、思っていた以上にすんなり開いた。
篠瀬さんと一度だけ目配せをして後は思いっきりドアを開けた。
「時峰君!!!」「月也!!!」
アパートの小さな玄関で制服のまま苦しそうに月也は横たわっていた。
帰り道雪にぬれて帰ったせいで俺が抱え起すと体温の下がった月也はまるで溶けてしまう様な気がして、それでも冷えた月也の体を温めたくて、篠瀬さんが呼んだ救急車の隊員が月也を担架に乗せるまで、俺は月也の体を離すことが出来なかった。
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