あたしの愛、幾らで買いますか?
だけど、

その‘心配’が気持ちよく感じる。

彼の中にあたしが居る気がするから。

体調も凄くいいし、

肌だって綺麗になった。

彼の隣が落ち着くという証拠だろう。


玄関でピンヒールの黒のパンプスに

素足をねじ込む。

首には白いストール。

ニットのストールはとても暖かい。


あたしは玄関の扉を開け、

太陽の光でキラキラと光る廊下に立つ。

廊下の床に反射する光は

とても綺麗だった。

思わず目を細める。

ただ、それだけの事なのに

目頭が熱くなった。

何でだろう…


彼と出会ってから

あたしは

自分でもわからない感覚に

襲われる事が多かった。



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