あたしの愛、幾らで買いますか?
あたしがベッドで

夢と現実の間にいる時に何か音がした。


―コツン…コツン…


窓に何かが当たる音。

少し恐怖感があたしを襲う。


何?

誰?

外は風だって吹いていないのに…


あたしは意を決して

部屋のカーテンをシャッと開ける。


「!?」


カーテンを開けて視線を落とした

あたしは驚愕した。

笹井が小石を持って下にいた。

さっきの音は笹井の仕業だった。







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