恋の家庭教師

「それならよかった…」

「うん…?」

みく気にしてないみたい…良かったぁ…










そして部活は終わって、今はみくと咲坂くんと3人で帰ってる。

ここは私が抜けて2人きりにしないと…。


あれ…
なにかが心の中で引っかかる…。


そういえば…!

咲坂くんが私に告ってくれたとき、2人きりにしようと仕掛けたの…みくだったよね?!

ってことは…
どんだけお人好しなんだろ…みく。



自分の好きな人の背中押してあげたんだ…告る相手は自分の友達なのに…。



そう考えたら、
3人で帰ってるにも関わらず涙が出てきた。




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