恋の家庭教師

ちゃっかり左脇に開けたスペース。
そこを右手で指さす蓮くん。

腕枕、ということを言いたいのだろう…。


「はやく来ないと…ここで寝ちゃうよ?」


…しょうがなく私は…蓮くんの腕枕に頭をのっけた。


「なにもしないでね。」
そう念をおして。
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