恋の家庭教師
「意外と寝顔可愛いんだね…」
そう呟きながら…私は蓮くんの頬に軽く唇をあてた。
体が勝手に動いていた…。
「…なにやってんの…。」
気づけば私…
蓮くんに恋してたんだね…。
初対面でキスされて、
常識はずれな人と思ってたはずなのに…
ほんとは嫌じゃなかったんだ…。
だって…咲坂くんよりもまず先に蓮くんのことを考えちゃうから。
いつの間にか好きになってた…ううん、もしかしたら一目惚れだったのかも…。
「咲坂くん、ごめんね…」
それだけ言って、
私はぐっすりと眠りに落ちた…。