恋の家庭教師
そして私から逃げながら蓮くんが通話ボタンを押した。
奪いとろうにも身長的に…届かない。
諦めて内容を聞くことに集中した。
「あ、もしもしー?君がみくちゃん?
俺は唯と知り合いの永澤蓮です。今周りにだれかいる?あ、いないとこ移って。…うん。唯かぜひいちゃったみたいで…今日は学校休むから。で、みんなには内緒にしてー…んまぁちょっと色々あってー……そうそう。だから今度直接唯から聞いて。…うん。ばいばーい。」
…――ピッ
「…どうなってんの?!」
「後でみくちゃんって子に全部説明しろ。」
「うん…でも、なんでみくと仲いいの分かったの?!」
「送信ランキング一位だったから。」
「…なるほど。」
って…納得してどうする…(; ̄O ̄)