恋の家庭教師

「そ、そうなの?てゆうか…朝からそんなに食べれる…?」

「うん」

「それならいいけど…」

さっそく作り始める。
寝転がりながらずっと背後から視線を感じたけど、気にしないことにした。

「まだー?」

「もうちょっとかかる」

「暇だし手伝ってやるか。」
そう言うと、ソファから起き上がり、私の真後ろから様子を覗いてきた。

「な、なに?」

「ふーん…なかなかじゃん。」

「そう?」

「俺の手伝う幕ねぇわ。」

ちょっと褒めてくれた♪
って喜んでたやさき…

「っ…ちょっと?!」

突然後ろから抱きしめてきた。

「細いくせに胸柔らかっ」

「嫌っ!!!やめて!!!!」

私の胸は…も、まれてる…。


「暇なんだってー」


…――バチンッ

「いってぇ…」
思いっきりビンタしたらおとなしくなった。

…心臓壊れるからそんなことしないでよ…。
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