歩む道
隣に鞄を置いて、鍵盤のうえのカバーをはずすと、
「…ふぅ。」
一つため息をつき、ゆっくりと手を伸ばし…
音を奏で始めた。
ポロン、ポロン♩
最近気付いた…。
私には思い出せない曲が一つある。
昔、今では顔も思い出せない誰かに教わった。
その曲を弾くたびに、私の手が勝手に動く。
ポロン、ポロン♩
自分で弾いているとは思えないほどの綺麗な音色におもわず夢中になってしまう。
クライマックスだ…。
そう思っていたら…急に手が重くなった。
また同じ所だー。
まるで金縛りにあったかの様に。
「…ふぅ。」
一つため息をつき、ゆっくりと手を伸ばし…
音を奏で始めた。
ポロン、ポロン♩
最近気付いた…。
私には思い出せない曲が一つある。
昔、今では顔も思い出せない誰かに教わった。
その曲を弾くたびに、私の手が勝手に動く。
ポロン、ポロン♩
自分で弾いているとは思えないほどの綺麗な音色におもわず夢中になってしまう。
クライマックスだ…。
そう思っていたら…急に手が重くなった。
また同じ所だー。
まるで金縛りにあったかの様に。