地味子と七人の王子達!?





『あー、実は俺達もわかんねぇんだ。』



『あぁ・・・なにがなんだかわかんねぇうちに連れて来られた。』



苦々しい笑みを浮かべる空と葵。



急に笑いだすお母さんに、
私達をみてニヤニヤしてるお父さん。



『『『・・・?』』』



私達が首を傾げると、


『でも、空、葵!お陰で真希に会えたでしょー♪感謝しなさいよーっ』



『・・・へ?』

私・・・?




『まぁ・・・そうだな。』


『久しぶりに真希に会えたしな。』


・・・なんか嬉しいなぁ・・・



『・・・ありがと二人とも。私も久しぶりに会えて嬉しいよ!』


つい嬉しさから笑みがこぼれる。




『『っ////・・・!!((反則だろ・・・その笑顔・・・))』』



一瞬にして

顔を赤くさせた二人であった。






『(あらあら・・・♪天然って凶器ね・・・)ふふっ♪そろそろ話しを進めてもいいかしら?』





『う、うん。それはいいんだけど・・・二人とも・・・大丈夫?顔赤いし、熱でもあるんじゃ・・・!』



『『ないから大丈夫!』』

二人は口を揃えてそっぽ向いてしまった。




『そうだぞー、真希。野暮な事は聞くんじゃないぞー』

お父さんはニヤニヤしながら口を挟む。



『『親父っ!!』』



・・・野暮?







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