ずっと心に君を

新しい友達




週末が開けて
今日から授業が始まる。
私は外国語学部なので
他の学部より
授業数が少なく、
午前中に授業がぎっしり
つまっていた。





1限に遅れないように
早めに部屋を出たのに
私は広い校内で
迷ってしまった。



よりによって
校内図を部屋に忘れてきてしまった。








「あの!すいませーんっ!!」



フラフラと歩いてると
後ろから大きな声が
聞こえた。
振り返ると、
金髪の派手な女の子が
私の方に猛スピードで
走ってきた。




「あの!社会議論講義室
ってどこですか!?」


ゼェハァ言いながら
聞いてくるその子は
私とは全く系統が
違う子だった。




「私も今、同じ所を探してるんです。」



そう答えると
パーっと笑顔になり
「それじゃ一緒にいこ!」
と私の手を引いた。





その子は途中で
出会った先輩に
場所を聞き、
なんとか講義が始まる前に
席につくことができた。
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