-桜色ノ恋-
そんなある日嬉しい出来事が起きた。
「南条さん居ますか??」
病室の扉の前に立っていたのは看護婦さんだった。
『嬉しそうな顔をしていますね、何かありましたか?』
「南条さん、貴方1週間後に退院できるのよ」
いきなりの看護婦さんの発言に憂は固まってしまった。
『本当ですか…??』
「えぇ!!本当よ♪貴方の体の回復は早いわ。この調子で頑張りましょう」
『はい。』
その事を母親に話すと母は泣いて喜んだ。
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