無気力少年
「そういう訳だから、後は自分で行ってくれる?」
「はい?」
瞬きを数回繰り返す
「私、相馬苦手なのよね。
出来れば会いたくないから、1人で行ってくれる?」
「いや、顔分からないんですけど‥」
「大丈夫よ、
店で一番ニコニコしてて、腹が立つぐらいのイケメン王子様な容姿だから。
後は‥黒髪にピンクのメッシュよ」
絶対見つけれる気がする。
だいたいピンクのメッシュってどうよ?
「名前は相馬 陸
それじゃあ、頑張ってね」
「先輩も部員探し頑張ってくださいね」
軽く笑って歩いて行く北条先輩
その背を見送りながら
少しばかり気合いをいれる
とりあえず、会いに行くか‥
「あ、駅前って遠くね?」