無気力少年



「でも本当、香山君頑張ったよ」


「うん‥池田君、ありがとう」




それからは特に会話するコトもなく、玄関まで歩いた




「あ、そうだ。
いつ髪切りに行く?」


「え?あぁ‥俺は、いつでも」



「じゃあまたメールする」


「わかっ、た」



「じゃあまた学校で」


「うん、バイバイ」



軽く手を振って帰路に着く



何だかんだで濃い1日だった



っていうか‥

「歩くの面倒くせー‥太陽死滅しろー」



秋ももうすぐだって言うのに
暑すぎるだろ


あーヤダヤダ



季節とかいらなくね?

年中一定の気温を保ちやがれ



あ、変温動物になろう

そうしよう。



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