私だけの年下彼氏
「…香織?」




隆が不思議そうに私を見る




何か言わなきゃ




そう思うのに何も言葉が出てこない
頭が混乱する




私は走り出していた




「香織⁉」




隆が呼んでるのに振り向けない





自分の部屋に戻ると涙が溢れてきた
しばらくずっと泣き続けていた
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