私だけの年下彼氏

不安定な心

あれからしばらくしても、やっぱり状況は変わらなくて




相変わらず隆は頻繁にどこかへ出かけ




私達は全然会えないでいた




「はぁー…」




「どうしたの?」




「ぅわっ!!」




後ろからいきなり顔を覗かれ、びっくりして大きな声をあげてしまった




そのせいで周りの人の視線が集まったことを恥ずかしく思いながら




声をかけてきた人物に心の中で文句を言った




「黒沢先輩…」




「よっ!久しぶり」
< 244 / 346 >

この作品をシェア

pagetop