流星ラジオ


***


「海月、お花見行こ!」

温かい日差しの差し込む部屋で、羽美が突然言い出した一言。

海月はきょとんと目を丸くした後、のんびりした口調で訊ねた。


「…どこに」

「近くにお花見スポットがあるんだって!行ってみようよ」

小さい体でぴょんぴょん跳ねながら誘ってくる彼女が愛しくて、彼は小さく頷いた。

「ん、いいよ」

羽美と海月の身長差は30センチ。

最初のうちは親子のように思えて嫌だと思ったこともあったが、もうそんなことはどうでもよくなっていた。


そんなアンバランスさを見せびらかすように、2人は堂々と胸を張って外に飛び出した。


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