流星ラジオ
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「羽美、最近海月と仲いいよね」
羽美のクラスでお弁当を一緒に食べていた砂名は、突然そう呟いた。
どうして海月のことを知っているのか、どうして自分と海月が仲のいいことを知っているのか。
いろいろなことを考えていたら、反応が遅れた。
その間から何かを感じ取ったのか、砂名はくすくすと笑った。
「私、海月と幼なじみなんだ」
「そうなの?」
幼なじみと言えば、一番恋愛対象になりやすい間柄ではないだろうか。
またしてもひとりでもやもやと悩む羽美に、砂名は笑ってしまう。