【完】愛する君と、



真、千里ちゃん、秀太、伊藤。


この四人が一緒なんて…たぶん、これを見られるのは今日が最後だな。


「まぁ、あがれよ…」


四人は「おじゃましまぁーっす」と元気な声で、入って行った。

なんだこの光景…。


「お前等、病人いるんだから静かにしろよ」

「直紀、優ちゃんに何もしてねーだろうなぁっ?!」


そう大声を出す真に「しねぇよ!!」と怒鳴った。


「それぞれの用事が終わったら帰れよー」


こっちは少しでも優と2人っきりでいたいんだから…。


「あれ? 優は?」

「あぁ、俺の部屋」

「兄貴襲った…?」

「襲ってねぇよ」


俺はキレ気味に答えた。

人の話を聞かない奴だな…。




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