【完】愛する君と、
「用件済んだろ? 優いるし、帰ってください」
「わかった。じゃあ、またね直紀」
「じゃーなー!」
「また部屋借りるから〜」
もう、勝手にしてくれ…。
苦笑いしていると、千里ちゃんに肩をチョンチョンと叩かれた。
「優の家族の事、知った?」
ぁ…まぁ、わかるよな。
俺は、コクンと頷いた。
「一人にさせるつもりなんてない、けど…やっぱちゃんと優の口から全部聞きたい」
「…そっか。うん、ちゃんと聞いてあげて?」
「わかった」
言葉に出した方が、スッキリするだろうし。
「じゃあ、またね、直紀くん。優の事、よろしく!」
「おっしゃ!」
四人はすんなりと帰って行った。