【完】愛する君と、
「好き、だよ…直紀」
優はそっと微笑んだ。
その表情が、とても愛しくて…俺はそっと、優を抱きしめた。
「俺も、好き。大好き」
「うん…」
「…なぁ、優、泣いていいんだよ」
「ぇ…」
「寂しいなら、寂しいって言えば良い。泣きたいんなら、泣けばいい。ぁ、俺の腕の中限定でなっ」
「…」
「絶対優を嫌いになんてならないから」
「…った」
「ん…?」
「寂し、かった…」
優は、俺の胸に飛び込んできた。
優の目から、大粒の涙が溢れてくる。