【完】愛する君と、





「本当は、本当は…普通の家族が良かった…! 嫌われててもいいから、そばにいてほしかった! ただ、ただ…笑いかけて欲しかった…!!」


「うん…」


優の背中を優しく撫でる。





「『秋』じゃなくて、『あたし』を見て欲しかった…!!」





「うん…」


優は、小さな子供のように大泣きした。


優の体は、本当に小さかった。


いくら…大人みたいな雰囲気でも、中身は子供なんだ。


まだ、高校3年生なんだ…。






< 329 / 464 >

この作品をシェア

pagetop