【完】愛する君と、
「本当は、本当は…普通の家族が良かった…! 嫌われててもいいから、そばにいてほしかった! ただ、ただ…笑いかけて欲しかった…!!」
「うん…」
優の背中を優しく撫でる。
「『秋』じゃなくて、『あたし』を見て欲しかった…!!」
「うん…」
優は、小さな子供のように大泣きした。
優の体は、本当に小さかった。
いくら…大人みたいな雰囲気でも、中身は子供なんだ。
まだ、高校3年生なんだ…。