おもちゃのユビワ
秀二はとりあえずナオを外に連れて出たものの、どうすればよいのか迷った。
「あー、兄貴に電話すっか。」
電話してみたとして、彼女と二人で来るなんてことはないだろうか。
このまま喫茶店にでも入って行き違いになったとごまかした方がいいのか。
「ねえ、秀二ってばっ!」
「ん…あっ?何。」
「何じゃないよ。拓兄ちゃん携帯持ってんの?」
「ああ、一人暮らし始めるから買ったんだって、先週。」
「えーっ!知らなかった。あんなに携帯持つのやだって言ってたくせに。教えてほしかった。」
拓巳は今時の若者には珍しいが、携帯を持っていなかった。今までに携帯を持ったことはあったが、携帯をもつ煩わしさに我慢出来ず、短期間で持つのをやめたのだった。
「昔持ってた携帯はオレがもらったからなー。」
「もう、今日さっそく教えてもらわなきゃ。てっきり自宅電話だと思ったよ。」
「だよな。今電話すっから。」
「あー、兄貴に電話すっか。」
電話してみたとして、彼女と二人で来るなんてことはないだろうか。
このまま喫茶店にでも入って行き違いになったとごまかした方がいいのか。
「ねえ、秀二ってばっ!」
「ん…あっ?何。」
「何じゃないよ。拓兄ちゃん携帯持ってんの?」
「ああ、一人暮らし始めるから買ったんだって、先週。」
「えーっ!知らなかった。あんなに携帯持つのやだって言ってたくせに。教えてほしかった。」
拓巳は今時の若者には珍しいが、携帯を持っていなかった。今までに携帯を持ったことはあったが、携帯をもつ煩わしさに我慢出来ず、短期間で持つのをやめたのだった。
「昔持ってた携帯はオレがもらったからなー。」
「もう、今日さっそく教えてもらわなきゃ。てっきり自宅電話だと思ったよ。」
「だよな。今電話すっから。」