未来へ




最初の1か月は口座のお金で生活したけど、

琉祈や凌央の将来を考えた時に貯金がないのは不安で、2か月目からは仕方なくキャバ嬢を始めた。



学校からの帰りに凌央を迎えにいき、夜ご飯を作って18時に家を出て帰りは3時~5時。

1時間寝れるか寝れないかで、琉祈と私の弁当とみんなの朝ごはん、学校。


授業で寝ることもしばしば…



この4月から新学期が始まり
私は高校3年

琉祈は中学2年

凌央は3歳3か月になった。


進路はキャバ嬢を続けるしかなくて…

でも学校に〔キャバ嬢するんで〕とか言えないから、家の仕事を継ぐと嘘をついた。


この嘘から担任にキャバ嬢がばれて…

でもこの嘘がなかったら私の人生は180度違っていたんだろう…





< 5 / 39 >

この作品をシェア

pagetop