寂しがり屋さんの恋

そんな事を思ったのも束の間。
『えっと…あの…メッ…メアド…教え…教えてくれ…ませんか?』

『あっ…はい。』

私達は断ることも出来ずにOKしてしまった。

不良さん達はメアドを交換した後私達より先にコンビニをあとにした。

『どーしよ…メアド教えちゃったよ…』

どんなに顔がカッコ良くても不良……
不良だけは絶対に関わりたくなかった……

どうせ遊び……

メアドなんて毎日のように聞いてる不良……

私は『不良』という印象をこう思っていた。
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