上等☆恋革命
「青先輩!コッチ、コッチ!!」

「で、でも。いいの?」

「大丈夫や!今、女子に囲まれてるんやから!
鍵は~~っと♪」

「ヒカ君。やっぱり、やめた方が・・」

「あったでぇ~~!行くで☆青先輩♪」



って、事があったらしく。

・・・それって。



「完璧ダメだろーーーー!!」

「まぁ、まぁ。本題に入ろうや」

「お、おう」



なんか・・いや、絶対に丸め込まれた!

まぁ、大目に見て今日の本題に入るか



「やっぱ、カワイイ系にまとめる?」

「そのカワイイ系の格好、俺知らんのやけど」



それなら、大丈夫だ。



「コレ、バイトのときの青さん」

「えッ!なんで写真持ってるの?!恥ずかしいよぉ。やめてよぉ」

「どれどれ~。ぅわ!めっちゃ可愛いやん!と、なると・・・。ネクタイ細工してリボンにしようや」

「じゃぁ、すそ上げされてるの伸ばして、ダボっとさせるか」



こういうのって、イジる側だから楽しいんだよね♪



「「さぁ、ジッとしててくださいよ」」

「えっ、ちょっ!うわ~~~~」



打ち合わせ通りにし、制服完成♪

それから、髪をとかしてピンク色のピンを飾りとして、前髪にとめた。



「「か、可愛い!可愛すぎる・・・」」



ヤバいほどの可愛さだ・・。

その格好は罪ッスよ。鼻血ものだぜ。

男に惚れられても不思議じゃないね。



「わーーーっ、スゴい!・・けど。僕、やっぱり・・」

「いーえ。そのまま明日、学校に行ってもらいます」

「せや。俺らの苦労、無駄にするなんて青先輩ヒドいんちゃう?!」

「わ、わかったよ・・・」

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