純愛爆走族
一瞬して教室が静まる


俺は頭に響いた声に
耳がキンキンして

一気に目が覚めた


恭介は大きく目を見開いて固まっている



「おし。
じゃ、尼寺の席は…
あの茶髪の隣な。」


は!?


このクラスで茶髪って俺だけ…だよな…?



つうことは…



気がついたときには


隣の席に
ト○レの花子さん…いや

尼寺が座った



「よろしくお願いいたします。であります。」



「はぁぁ!?」


であります?


なんだよ


なんなんだよこいつ…


天を仰ぐ俺を恭介はバカにしたように笑っていた
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