―先生は意地悪―
距離
「先生は、私を好きなんですか?」
「ん?あぁ、まーな」
先生、照れてるからそんな返事?
な訳ないか…
「一つ」
「はい?」
「一つ、俺とお前の仲は秘密だ」
先生からの、突然の言葉に私は頷いた。
「で、」
先生は、私に携帯を出す様に言ってきて私が携帯を差し出すと
「これ、俺の」
先生のアドと番号が入力されてた。
「誰にも教えんなよ」
「教えたくないです!」
名前、何て入れよう…
私は、嬉しくてにこにこしてるとまた先生に携帯を取り上げられた。
「ほれ、」
先生は、自分の携帯に私の番号とアドを送ったみたい。
「先生、名前は…」
「ん…」
先生は、自分の携帯を私に見せてきた。
「これは…」
携帯に表示されてた名前を見て私は、いじけた。
【天然】
これないでしょ!?
先生、酷いよ!って軽く先生を押すとそのまま抱き締められた。
「分かりやすくていいだろ?」
「うぅ…」