一つの純愛story
戻る頃には男子の選抜リレーが始まっていた。






応援席ではみんな一生懸命にチームメイトを応援している





私もみんなと一緒に応援しようとみんなの近くに行こうとすると





そこから少しはなれたところで丸まっている男の人がいたから





そっちに駆け寄ってみると、それは白鳥だった。







心配になって「どうしたの?」と声をかけると






顔を上げた白鳥はすごく悔しそうな表情をしていた






そんな彼と目が会った瞬間、






私の心臓はドキドキと音高くなっていた






白鳥に聞こえてるんじゃないかって言うくらいおっきく。






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